目次
- 【はじめに】
- 【表の見方とポイント】
- 【iPhone17 Pro 国別型番・SIM仕様・対応バンド完全一覧】
- 【型番ごとの特徴と選び方】
- 【各国モデルの強み・弱み比較】
- 【購入前の最終チェックリスト】
- 【まとめ】
1. はじめに
前回の対応バンド詳細解説に続き、今回は実際のiPhone17 Proモデルを「型番」「国・地域」「SIM仕様」「対応バンド」で一覧化しました。この表を参考にすれば、自分の利用環境・渡航先・キャリアに最適なモデルを即座に判定できます。価格差だけでなく、通信品質や利便性を総合判断して購入決定できるガイドとしてご活用ください。
2. 表の見方とポイント
各項目の意味
- 国・地域:販売地域
- シャッター音:マナーモード時のカメラシャッター音の有無
- SIM仕様:物理SIMスロット数とeSIM対応有無
- 型番:Apple内部識別コード。技適マーク確認にも利用
- FDD-5G NR:Sub-6帯の5G対応バンド
- TDD-5G NR:TDD方式の5G対応バンド
- FDD-LTE:4G通常形式の対応バンド
- TDD-LTE:TDD方式の4G対応バンド
- UMTS/HSPA+/DC-HSDPA:3GとGSM/EDGE:2Gについては除外します
表の活用法
- 自分の契約キャリアの対応バンドと照合
- 渡航先での必要バンドをピックアップ
- 型番から技適マーク有無を確認(日本・カナダ版=技適マーク搭載、海外版=非搭載の傾向)
- 国別型番はiPhone17では4種類:米国版、日本・カナダ版、韓国・香港版(グローバル版)、中国版
- 日本・カナダ版はバーレーン、グアム、クウェート、メキシコ、オマーン、カタール、サウジアラビア、UAE、米領ヴァージン諸島。
- グローバル版はアメリカ、中国、日本、カナダ、バーレーン、グアム、クウェート、メキシコ、オマーン、カタール、サウジアラビア、UAE、米領ヴァージン諸島以外の国々、代表例としては韓国、香港、台湾、東南アジア、欧州など。
3. iPhone17 Pro 国別型番・SIM仕様・対応バンド完全一覧
| 国・地域 | シャッター音 | SIM仕様 | 型番 | FDD-5G NR | TDD-5G NR | FDD-LTE | TDD-LTE |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 米国 | 無 | デュアルeSIM (物理SIM0枚) | A3256 | n1, n2, n3, n5, n7, n8, n12, n20, n25, n26, n28, n30, n66, n70, n71, n75 | n38, n40, n41, n48, n53, n77, n78, n79 | 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 20, 25, 26, 28, 30, 32, 66 | 34, 38, 39, 40, 41, 42, 48, 53 |
| カナダ | 無 | デュアルeSIM (物理SIM0枚) | A3522 | n1, n2, n3, n5, n7, n8, n12, n14, n20, n25, n26, n28, n29, n30, n66, n70, n71, n75 | n38, n40, n41, n48, n53, n77, n78, n79 | 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 11, 12, 13, 14, 17, 18, 19, 20, 21, 25, 26, 28, 29, 30, 32, 66, 71 | 34, 38, 39, 40, 41, 42, 48, 53 |
| 日本 | 有 | デュアルeSIM (物理SIM0枚) | A3522 | n1, n2, n3, n5, n7, n8, n12, n14, n20, n25, n26, n28, n29, n30, n66, n70, n71, n75 | n38, n40, n41, n48, n53, n77, n78, n79 | 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 11, 12, 13, 14, 17, 18, 19, 20, 21, 25, 26, 28, 29, 30, 32, 66, 71 | 34, 38, 39, 40, 41, 42, 48, 53 |
| 韓国 | 有 | シングル物理SIM+eSIM | A3523 | n1, n2, n3, n5, n7, n8, n12, n20, n25, n26, n28, n30, n66, n70, n71, n75 | n38, n40, n41, n48, n53, n77, n78, n79 | 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 20, 25, 26, 28, 30, 32, 66 | 34, 38, 39, 40, 41, 42, 48, 53 |
| 香港 | 無 | シングル物理SIM+eSIM | A3523 | n1, n2, n3, n5, n7, n8, n12, n20, n25, n26, n28, n30, n66, n70, n71, n75 | n38, n40, n41, n48, n53, n77, n78, n79 | 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 20, 25, 26, 28, 30, 32, 66 | 34, 38, 39, 40, 41, 42, 48, 53 |
| 中国 | 無 | 物理デュアルSIM | A3524 | n1, n2, n3, n5, n7, n8, n12, n20, n25, n26, n28, n30, n66, n70, n75 | n38, n40, n41, n77, n78, n79 | 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 20, 25, 26, 28, 30, 32, 66 | 34, 38, 39, 40, 41, 42, 48 |
4. 型番ごとの特徴と選び方
A3256(アメリカ版)
- SIM仕様:デュアルeSIMのみ
- シャッター音:無音(マナーモード時も静か)
- 特徴:北米キャリア(Verizon, AT&T, T-Mobile)に完全最適化。ミリ波5G対応で高速通信が可能
- 対応バンド数:最も豊富(Sub-6・TDD両方で充実)
- 日本での利用:Band 18, 19(プラチナバンド)非搭載のため、郊外での接続が悪くなるリスク
- 推奨用途:北米中心出張、アメリカ長期滞在
A3522(カナダ版&日本版)
- SIM仕様:デュアルeSIMのみ
- シャッター音:日本版のみ有音
- 特徴:カナダ版と日本版で同じ型番。対応バンドはほぼ同一で、北米+東アジア対応
- 対応バンド数:A3256より若干劣るが、日本の主要バンド(Band 1, 3, 11等)に対応
- 日本での利用:日本版はプラチナバンド対応のため、郊外でも比較的安定
- 推奨用途:日本メイン、たまに北米出張。日本版購入なら長期利用も安心
A3523(韓国版&香港版)
- SIM仕様:シングル物理SIM+eSIM(ハイブリッド型)
- シャッター音:韓国版のみ有音
- 特徴:東アジア・東南アジア最適化。多くの地域で物理SIM+eSIMのメリット享受可能
- 対応バンド数:アメリカ版より少ないが、アジア主要バンドは網羅
- 日本での利用:Band 1, 3などで接続可能だが、プラチナバンド(Band 18, 19)非搭載のため郊外で注意
- 推奨用途:東アジア旅行、東南アジア駐在、物理SIMが必要な利用者
A3524(中国版)
- SIM仕様:物理デュアルSIM(eSIM非対応)
- シャッター音:無音
- 特徴:中国キャリア(China Mobile, China Unicom, China Telecom)向け最適化。eSIM非対応
- 対応バンド数:他の型番より少ないが、中国国内では充分
- 日本での利用:Band 1, 3, 8には対応するが、プラチナバンド非搭載。通信品質は不安定
- 推奨用途:中国中心生活、eSIM不要なユーザー、物理SIM2枚運用希望者
5. 各国モデルの強み・弱み比較
| 観点 | 米国版 (A3256) | カナダ版 (A3522) | 日本版 (A3522) | 韓国版 (A3523) | 香港版 (A3523) | 中国版 (A3524) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 対応バンド数 | ◎◎◎ | ◎◎ | ◎◎ | ◎ | ◎ | ○ |
| 日本国内利用 | △(郊外弱) | ○(中程度) | ◎◎(優秀) | △(郊外弱) | △(郊外弱) | △(郊外弱) |
| 北米出張 | ◎◎◎ | ◎◎◎ | ◎ | △ | △ | ✗ |
| 東アジア旅行 | △ | ○ | ○ | ◎ | ◎◎ | ◎(中国のみ) |
| 物理SIM必要 | ✗ | ✗ | ✗ | ○ | ○ | ◎◎ |
| eSIM対応 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ✗ |
| 技適マーク | ✗ | ✗ | ◎ | ✗ | ✗ | ✗ |
| 長期日本利用 | △ | ○ | ◎◎ | △ | △ | △ |
6. 購入前の最終チェックリスト
日本で長期利用する方
- 日本版(A3522)を選択(プラチナバンド完備+技適マーク搭載)
- シャッター音有の事実を認識
- eSIMのみ対応なので、物理SIMが必要な場合は注意
北米出張が多い方
- アメリカ版(A3256)最優先
- 日本でも使う場合は、Band 18/19非搭載による郊外利用の制限を理解
- eSIM設定を出国前に完了
東アジア・東南アジア旅行・駐在
- 香港版(A3523)またはカナダ版(A3522)が最適
- 物理SIMが欲しい場合は香港版を選択
- 対応バンドを渡航先キャリアと事前照合
中国中心
- 中国版(A3524)一択
- eSIM非対応を理解し、物理SIM2枚運用前提で
型番の確認方法
- 設定>一般>情報から「型番」を確認
- Apple公式サイトで型番と仕様を照合
- GSMarena等のサードパーティサイトでも検証可
7. まとめ
iPhone17 Proは同じシリーズでも型番によってSIM仕様・対応バンド・シャッター音が大きく異なります。A3256(アメリカ)、A3522(カナダ&日本)、A3523(韓国&香港)、A3524(中国)の4タイプそれぞれに長所と制限があり、自分のライフスタイル・渡航パターン・通信環境に合わせて選択することが重要です。
特に日本で長期利用する場合、プラチナバンド対応と技適マーク搭載の日本版が最も安心です。海外モデルを選ぶ場合は、郊外利用時の通信品質低下というリスクを承知のうえで購入決定してください。
次回は、iPhone17、iPhone17ProMAXについて詳しく解説予定です。
アディオス


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