趁火打劫

孫子兵法

趁火打劫(ちんかだきょう)とは―その意味と現代で活きる「混乱活用の戦略」

【趁火打劫】(ちんかだきょう)とは、中国の兵法書「三十六計」の第五計にあたる戦術です。直訳すると「火事に乗じて略奪する」。一見すると倫理的にグレーな印象を受けるかもしれませんが、その本質は「混乱や弱体化している状況をいち早く察知し、的確な行動をとる」ことにあります。相手が混乱していて防御が手薄な時、あるいは予想外の出来事で対応に追われている時――そんな隙を狙って成果を得るという戦略。重要なのは、そうした“偶然の機会”に対して、あらかじめ準備をしておくことです。